全道に大きな爪痕を残した胆振東部地震の復旧、災害に強い街づくりはまだまだ道半ばです。
「大規模停電対策」は厳冬期を想定した電力遮断も視野に入れ、バランスの取れた電力の供給体制の構築や非常用の電源設備などの強化を進めなければなりません。
また、避難時に対応する備蓄の充実やお年寄りやハンデの有る方々など要配慮者の避難場所の確保、帰宅困難者、観光客対策も具体的に示す様更に求めて参ります。
「明日に向かって がんばるべえ さとづか」
での1コマ。町内から復興に向けての強い思い
が感じられました。
さらに、建築物などの耐震化・老朽化対策も予算の確保と共に計画的に進める様に提言してきました。
札幌市清田区では胆振東部地震の胆振東部地震の災害復旧・支援に全力液状化によって家が傾くなど多くの方々が被災され、仮設住宅や傾むいた自宅での生活など今尚不便を強いられています。
里塚地区では道路や宅地にかかる部分の地盤改良工事が進んでいます。しかしながら、被災した家屋の撤去は遅く、撤去が着手されるまで一年近く傾いた家で生活をされた方もいます。里塚や美しが丘地区には大きく傾き、破損した家屋がまだまだ多く取り残されています。一時避難している被災家庭のこれまでの日常を取り戻すために、一刻も速い対応が求められています。液状化・地盤沈下やヒビ割れ、地下水の流れなど被災メカニズムそのものを早急に把握し、同じ事が生じない様にすべきです。また、宅地復旧支援が充分でありません。一部の損壊であっても、多額の費用が生じるのが実態であり、更なる支援を検討すべきです。
これからも、復旧・復興に向け粘り強く取り組んで参ります。
北海道議会議員 かじや大志